2009年度のシラバス作成

大学では、学生向けに、講義の内容や授業の目的等を担当教員が示すシラバスというものを毎年書かせられます。
今年もシラバス作成の時期になり、先日提出したばかりです。とはいえ、前年のシラバスを見ながら、何ヶ所か訂正するにとどまりました。
訂正した中で意識して追加したのは、社会人としてコミュニケーション能力、特に他者とかかわりあいながらひとつのことを成し遂げることができる能力を伸ばすことが重要だということです。

私見ですが、正社員として働く上で求められるのは、

1.言語による意思表示ができる、特に口頭で。
2.周囲の意見を聞き、それを取り入れることができる
3.他者との情報および業務の共有ができる

といったことではないでしょうか。

学生を見ていると、よく知っている仲間内では饒舌で意思表示ができても、知らない仲間とは一緒にいることすら苦痛と感じる学生が結構存在します。同じ大学のなかでさえこのような状態では、社会に出てコミュニケーションできるとは考えられません。

コミュニケーションはあらゆる物事の基本にあります。
話して説明することができない人には、機械的な仕事しか渡せないと企業は考えます。派遣で仕事をしている卒業生には、基本的なコミュニケーション能力に欠ける場合が見られます。また、いわゆる”下流意識”の強い場合も機械的な仕事に従事する派遣に不満はないようです。
しかし現在進行しているような不況が迫ると、自らの態度や行動を省みずに権利だけを主張します。こういう姿を見るにつけ、卒業生であれば一層のこと残念に思います。