Compromise -妥協-

3週間ぶりに英語のレッスンがありました。
レッスンのテーマはその時々の時事問題の英文ニュースから選択されています。先生が東アジアの政治や社会問題を研究しているので、そういう関係の内容が多いですね。

今回は、いわゆる”ねじれ国会”と福田政権と民主党それぞれの思惑や態度について、日銀総裁問題と暫定税率が主な内容でした。双方が妥協しないため、政策がストップしている状態に関する短いものでしたが、逆に多くの示唆に富んでおりました。

レッスンは先生からの質問に対して自分の考えを述べる会話形式です。思ったままを表現すればいいのですが、これが難しい。
国民が求めている「構造改革」は何か、と問われたので、「”小さな政府”だが、多くの国民は総論賛成で各論反対だ」と説明したかったので、暫定税率を例にして説明しました。
この話を進めていく中で、「構造改革」とは税制改革か?と問われたので、ほぼそうである、と回答しました。
その理由として、現在の税制と政策では、中央政府が集金して限定した使途に応じて税金を分配しているので、地方は小さな政府を志向しても、結局は中央政府から落ちてくるお金頼りなので、積極的に改革ができないためと言ってみました。何しろ少ない語彙で説明するので、たどたどしいだけでなく、説明そのものがシンプルで強引になります。

たとえば、企業は地方に工場を建設するが、それは安い賃金と税制優遇などがあるためで、地方にとってそんなに美味しいわけではありません。安定した労働から得られる所得税くらいですね。
本当に美味しい法人税は、企業の本拠地にもっていかれます。これは資本主義を意味していて、そもそも地方を搾取する行為だと言いたかったのですが、上手に言えませんでした。

そこで、課税方法を変えて、工場出荷時点における製品価格を売上として、これに工場が位置する自治体が課税する方法に変えれば、地方は収入が増え、中央政府に頼ることもなくなる、と言ったのですが、ここからが大変でした。先生は会計に詳しくないうえに、私の説明もボロボロで、相互理解が進みません。そのまま平行線を延々とたどり、時間切れとなりました。

帰り道、歩きながら思い返すと、最初にこう言えばもう少しわかってもらえたかな、と思いました。
The corporation tax should be changed from the profit base to the revenue base.