「課題先進国」日本


東大総長の小宮山宏氏による「「課題先進国」日本―キャッチアップからフロントランナーへ」を読み始めました。東大総長という肩書きなので、こむずかしい論文かと思いきや、ものすごく読みやすく、また理解しやすい内容です。電車の往復、小1時間程度で半分まで進んだくらいですから。

この本を読んでみようと思ったきっかけは、確か日経BPのWebサイトだったような気がします。書評を読んで即購入した記憶があります。アマゾンの評価も星5つでした。

まだ途中なのですが、小宮山先生の主張は、第1章のなかの一節、「先進国は自らの課題を解決して世界を先導した」に明確に現れています。日本は今こそ、自らの課題を解決して、真の先進国になるべきだ、というわけです。公害克服の歴史など、日本は中国やインドの範となる資格を備えているというのです。
それから、「たこつぼ専門家に聞くな!欧米に聞くな!」という警句も納得です。

マーケティングにおいても課題解決が新しいビジネスモデルを生み出すことがあります。
そういう意味において、課題先進国・日本という大きな枠組みだけではなく、課題先進自治体とか、課題先進地域・××地方といったように、自らの問題を捉え直すことで、注目を浴びるといったことは多くの事例があります。福島県矢祭町が良い例ですよね。

ネガティブな問題をポジティブな課題として捉えなおすこと。
これこそマーケティングの醍醐味ではないでしょうか。