電子マネーとポイント

今年の広告産業論では、電子マネーとポイントプログラムについて講義を行う予定です。これは3回目にして初めての取り組みなのですが、それだけ注目されている事業分野だという認識があるためです。広告とは似て非なるものですが、”Buy Me” の趣旨から言えば、まさにロックイン効果も含めて広告的な存在です。

ちなみに、世間の人びとに出にマネーを日常的なものにさせたセブンイレブンの nanaco は、当初目標の1000万枚にはまだまだ遠いようです。
電子マネー「ナナコ」、発行枚数は目標の6割止まり

nanaco の弱点はクレジットカードでチャージできない点です。この1点だけで、私はこの春まで利用しませんでした。水戸にはあちこちにあるので、大学に行っている今は一応利用してますが、チャージが現金かまたはセブン銀行のみ、というのが本当に面倒で、買い物するたびに現金でチャージしている始末です。
これが通常のクレジットカードで決裁ができれば、かなり利用頻度が高まると思います。
都内の自宅近くにはサークルKサンクスとセブンイレブンが近接してありますが、正直なところ、支払い方法をたくさん選べるサークルKサンクスの利用頻度が圧倒的に高いです。
確定申告の手間を考えると、基本的に現金での支払いは極力少なくし、カード類で支払ってデータをMS の Money に取り込むのが結果的に楽なので、現金支払だけの店は選択肢からはずしてしまいます。

いずれにせよ、学生はせいぜいが suica くらいなので、授業の中身をよくよく考える必要がありそうです。

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