Google Maps の新機能

以前から Panoramio に写真を投稿していたので、なんとなく見過ごしていた Google Maps の新機能に、写真が表示できるというものがあります。
この機能を開発したのが日本人、という記事を昨日読んだので、ふーん、なるほど、と思い、このブログを書いています。
ユーザーが撮った写真をGoogle Mapsに表示,開発は「日本チーム」が担当

まず、”日本人が開発”というのがネタになる程度に Google のことが評価されている、という点が興味深いです。 まだまだ Google が外国の会社なんだ、という印象を多くの日本人が抱いているとともに、Google への畏敬、その中で日本人ががんばったことへの同国人の誇り、といったものがこの記事には含まれているように思います。これが現在の日本人の Google に対する本音かもしれません。

このような日本人の気持ちには一因があると思います。
Googleの機能を使い倒すと決意してから様々なものを試していますが、基本的に日本人の一般的なITリテラシレベルでは、使いこなすのは結構難しい、という印象を私は持っています。
まず言語。ベースは英語ですし、ローカライズされていてもヘルプは英語、という機能が少なくありません。結局のところ英語力が多少ないと、複雑なことをやろうと思うと追いつかない、という現実があります。
次に、提供されている機能を追加しようとすると、結局 HTML レベルで追記するなどの手間が発生する場合があります。知識があればそれほどでもない程度の手間でも、全くそういう知識がない人にとっては相当に厳しいのです。

法制度含め、微にいり細をうがったサービスや商品に甘やかされた、レイジーな日本人には Google のハードルが案外高いのです。
なので、今回の、 Panoramio の写真を Maps で生かせる、というのはいかにも日本人的な発想のような気がします。 複数の機能の相乗り効果を考えるあたり、後からやってきた日本が過去に証明した歴史的成長と重なるように思います。

たとえば Picasa Webアルバムで写真を公開するときにやはり Maps に位置情報を登録する場合がありますが、これと Panoramio のサーバが異なるらしく、一方で登録した位置情報が他方で反映されないため、両方で位置情報を登録するという手間がありました。これは面倒です。
今回の新機能で、Panorami0 と Maps の相互補完ができるようになったので、多分 Picasa でも生かされるものと期待してます。
もしかするともうリリースされているかもしれませんね。