短大生の生真面目さ

今年から常磐大学の短大のほうでもマーケティング論を持っていますが、毎回書いてもらう感想文のようなものを読むと、最初に短大生の書く字のきれいなことに驚きます。
4大ではお目にかかれない、その流麗な文字とならび具合とは裏腹に、内容にはさほど面白さを感じません。内容は画一的、生真面目で、そのくせ他者への過剰なまでの気の使いようを感じるためです。
講師の私に対してお世辞はいいよ、といいたくなるような感じです。
そのくせ4大ではほとんどない私語が、短大ではよくあります。どう考えても、私の講義のウケが4大と短大では明らかに異なるのです。

ウケというのは大げさなので、反応、と言い換えましょう。
同じ大学なのに、なぜこうも違うのでしょうか。まだ答えに至っていませんが、マーケティング的に分析すると、短大を選択する段階である種の属性が関わっているのかもしれません。
または2年で4年分を学ぶことができるその志向性に関わっているのかもしれません。

話は違いますが、ある団体でのことです。毎年4大卒の、それも有名大学出身者を採用していたそうですが、辞める、無責任、ということで大変不評だったというのです。そこで、試しに短大卒の方を採用したところ、やっと定着し、周囲からの評判も上場、というのです。
短大卒のほうが優秀、というのがこの団体での今や常識だと聞いています。

私にも短大のほうが優秀、という印象があります。
しかし、グループワークをしたときにその優秀さが発揮されるのでしょうか。まだ3回ですが、今まで学生たちが書いたものを読む限り、グループワークでリードできるような学生にまだ出会っていません。
個性というか、得た情報から連想する想像力というか、そういうものに出会えていない。そんな気がしてなりません。